(記事番号10648へのコメント)
「法魔の書」をやってみました。
感想は結構面白かったです。少なくともヘボいシナリオではありません。
10人がやったら9人くらいは「良いシナリオ」と答えると思います。
それでは僕の視点から見た評価をさせていただきます。
<まず良いところ>
何といっても飽きずに終えることが出来たことです。
いくら内容が凝っていても、途中で飽きてしまうとなかなか面白くなくなってしまうもので
す。
が、このシナリオはサクサクと進むストーリーや、話にオチがあって飽きずに終えることが
出来ました。
(オチとはゼフの家族が冒険者と共謀していたことです)
特に最後のオチは良かったです。
もしあのオチが無く魔物退治で終わったら何の変哲の無い、まさに普通のシナリオになって
しまいます。
それじゃあ二流三流のシナリオです。
でも最後のオチでしめくくりと言うか、最後に決めてくれたというか、とにかくそんな感じ
です。
短い内容でもそういう凝った部分がこのシナリオの面白味を倍増してます。
オチの評価はハナマルです。
それでは次に
<悪いと思ったところ>
まぁこれらは簡単に改善できると思います。
まずは屋敷の探索をもう少し大きくさせたら良いと思います。
ゼフが
「そうであろう、そうであろう。飽きるほど眺めたまえ。貧乏な一般庶民!」
なんて言ってるぐらいですから。
もう少し屋敷の探索のボリュームを大きくした方が良いと思います。
でも大きくしすぎたら、これまた飽きてしまいますから。要注意ですね。
屋敷の中のレギも、もう少しイベントかなんかあったら良かったと思います。
レギが次回作に続くかもしれませんが、あのまま終わると
「結局レギはどうなったの?」
と、少し疑問が残ってしまいます。
あとは『おまけ』です。
おまけが一回見たら終わりってのはちょっとアレです。
何度でも見れるようにした方が僕としては良かったです。
結構そういうのって何度も見るんですよね。
あとはもう少し会話があっても良いかと思いました。
サクサク進んで良かったのは良かったんですが、もう少し約1,5倍ぐらいにすれば調度い
いかと……
でも会話ってのは個人差が激しいからどれくらいが良いなんて分からないんですよね。
長文となってしまいましたが、僕の総合的の評価は10点中8点です。
短い時間ですが結構楽しめました。
しかも何やら次回作を制作中だとか。
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